PHM Asia Pacific 2023 offers this one-day intensive short course as below on September 11th, 2023. The topic of the course ranges from the fundamentals of PHM, and the data-driven approach for PHM to the use of physical model. Please note that the course will be delivered in Japanese.

日時

  • 2023年9月11日 9:00-17:00
  • 対面 / オンライン (ハイブリッド開催)

スケジュール

時間割・内容は変更の可能性がある旨、予めご了承ください。

時間(講師) テーマ サマリー
9:00-12:00
(今村)
PHM入門 ・PHMとは 
・データ分析プロセス
・不確実性
機械学習を用いた予知保全 ・異常検知
・故障診断
・余寿命予測
寿命分布の推定
(寿命データの活用)
・寿命データとは,打ち切りデータ
・パラメトリック推定(ワイブル分布など)
・ノンパラメトリック推定(カプランマイヤー法など)
13:00-15:00
(今村)
劣化モデルに基づく余寿命予測
(状態基準保全でのデータ活用)
・類似度モデル
・累積損傷モデル
・状態空間モデル
時系列処理 ・周波数解析
・時系列データマイニング(Motif,Discord,Shapletなど)
15:00-17:00
(有馬)
リチウムイオン電池の基本事項 ・他の電池と比較した特徴、主要材料、これまでとこれからの用途
・ 資源的課題とリユース・リサイクルの動向
・ 重要な特性(充電率、満充電容量、開回路電圧、内部抵抗)
リチウムイオン電池の劣化とその診断(予知保全) ・ 1/2乗則・アレニウス則および劣化現象を構成する要素
・ 交流インピーダンス法とバッテリーマネジメントシステム
・ 非破壊劣化診断手法の体系分類
適応フィルタによるリチウムイオン電池の残量推定・劣化診断の事例 ・ 状態空間モデル
・ 残量推定と満充電容量推定
・ 特性プロファイルの学習への拡張と充放電効率推定

講師

有馬 理仁

2006年3月東京工業大学大学院生命理工学研究科修士課程(分子生命科学専攻)修了。 同年4月大和製罐(株)入社。2021年3月立命館大学大学院理工学研究科博士後期課程(電子システム専攻)修了.博士(工学)。現在,リチウムイオン蓄電池の評価試験・寿命劣化・運用経済性に関する新規事業・研究開発に従事。

今村誠

1986年三菱電機株式会社入社。自然言語インタフェース、製造業向け知識管理、Webマイニング等を経て、予知保全や生産性向上のためのデータ分析技術の研究・開発に従事。2016年4月より東海大学情報通信学部組込みソフトウェア工学科教授。予知保全関連の産学共同プロジェクトにも精力的に従事。

登録費

こちらをご確認ください。席に限りがありますので登録は先着順となります。

認定証

現地で参加・修了された方には学会よりコースの修了証を発行いたします。